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2007'01.01 (Mon)

VitaminX(ビタミンエックス) プレイ感想

VitaminX(ビタミンエックス)(通常版)VitaminX(ビタミンエックス)(通常版)
(2007/03/29)
PlayStation2

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※ネタバレしてます。

BLゲーム続きだったので乙女ゲームを。
「馬鹿な生徒(オトコ)ほど、愛しい―」というキャッチコピーが表す通り、女教師になって頭の悪いイケメンと勉強したり恋愛したりするゲームです。
女教師×純情男子生徒はかなり好物なんだけど、乙女ゲームなので勿論女教師にムンムンな色気はなく、あくまでフレッシュな新任教師。
そして男子達もブルジョワ学校に通うイケメンたちなので、純情なんてものはとうの昔に置き去りにしたらしくそもそも女教師に敬語を使う気がありません。
…ま、まあいいんだけど…。
問題児だらけのクラスに配属させられ、早速新任教師いびりの洗礼にあうなどのベタなプロローグを終え攻略開始。



1周目 草薙一

全員「これ乙女ゲーム対象としてアリなのか!?」というほど異端児が多かったのでとりあえず一見マトモそうな草薙一(くさなぎはじめ/CV.小野大輔)から特攻。
このゲームは普段の何気ない会話のやり取りに生徒達の馬鹿発言を見つけ出し、そこでアクションをおこしてストーリーを分岐させていくシステムになっています。
馬鹿発言を「ツッコミ」すれば偏差値があがり、「スルー」すれば恋愛値上昇。
変わってるので最初は戸惑ったんですが、慣れればかなり面白かった。

超イケメンが素で頭の悪い発言をするのがこのゲーム最大のポイントです。
なので、メンツの中ではマトモそうに見える一も素で馬鹿発言しまくり。
「ゆとりって…ゆとりって……」と唖然とすること必至です。
一で一番笑ったボケは、「フランシスコ・ザビエルは何をした人か?」という問題に対して「ヅラを伝えた人」と答えたところ。
リア小にも程があるだろ。

一はマトモそうに見えましたが闇を抱えており、ストリートでナイフを振り回す不良少年でした。
キミタチは腐ったミカンじゃなーい!!
という勢いで生徒の心に土足で踏み込んでいくと、サッカーをやっていた事実が判明。
クラブメイトとの癒着を解決し、サッカーを再開し、無事に一くんも大学合格となるのでしたチャンチャン。

…………。

……だ、大学合格だと!!!!!???

あれだけ馬鹿だったというのに、しかも夏休みも受験本番間近も遊びまくりだったというのに一体いつの間にそれだけの勉強をしたんだ!?
と、当の先生が一番びっくりしています。
まあ全員攻略すると一よりもっと「おまえが何故大学に行けた!?」というキャラもいるのですが。
ゲームで勉強がしたければ「DSドラゴン桜」をやればいい話ですからね、猛勉強のシーンは脳内補完します。



2周目 斑目瑞希

2周目は一番気になってた斑目瑞希(まだらめみずき/CV.菅沼久義)で。
おお、私にトラウマを残したラブレボの深水くんの声優さんですね(※トラウマの詳細はラブレボの項目を参照)。
ショタキャラのイメージをまるで払拭し、瑞希は長身な無口キャラです。
人嫌いで周りと会話しないので、普段は寝てるかペットの白いトカゲ(名前はトゲー)に話しかけているかのまあ不気味なヤツです。
クールキャラはそんなに萌えにはならないんだけど、不気味キャラは大歓迎です。
不器用な彼が徐々に先生に心を開いてくれる様はやっぱり嬉しかった。
翼と一緒にモデルの仕事をしているというエピソードには「ねーよ!!」とつっこんでしまいましたが。
なんか、あまりにもいいトコないからとってつけたような感じがするな~。
モデルなんかしてないただのヒキコモリでも充分萌えるのにな~。

瑞希とも順調に親しくなり時は文化祭。
アクシデントでお湯をかぶってしまう先生を見て、瑞希の態度が急変。
超俊敏かつ冷静に火傷の手当てをしてくれます。
ああ~こういう豹変は大好きだ!!!!
萌えまくったのでこの月だけ3回飛ばさずやり直した(笑)

……そして後に判明、瑞希はIQ250超えの天才少年でした。
ただ人から関心を集めるのを恐れて、馬鹿のフリをしていたんだそうです。
だからアクションポイントもナチュラル馬鹿の5人に比べて「わざと」感漂ってるボケが多かったな(笑)

瑞希はマジでよかったです。
長身でガタイよすぎるので、これで華奢で線の細い美少年だったら言うことなかった。



3周目 仙道清春

どんどん行きます。
次は聖帝の悪魔、仙道清春(せんどうきよはる/CV.吉野裕行)で。
この名前でバスケをやってなかったら嘘ですが、勿論バスケットプレイヤー。
天才的なバスケットセンスを誇るヤンチャな男の子です。
ヤンチャっつーかな、もうこれはプレイしてもらえば分かると思うのですが「て…てめえの親の顔が見たいわ!!!!」と暴言を吐きたくなるほど、とてつもなく性格が捻くれてる暴れ悪魔です。
乙女ゲーでここまでプレイヤーの神経逆撫でさせるキャラを持ってくるのは本当にすげえ!!
その姿勢に感動し、勿論むかついたけど結局清春自体は嫌いになれなかったなあ…。
むしろどうやったらここまで根性ひねくれられたのか、その経緯が知りたかったよ。

清春で一番笑ったのが、先生が淹れたコーヒーを飲んで「先生、バスケが…」と辞世の句を告げて倒れたところ。
もしかしたら深読みしすぎかもしれないが、それは「バスケがしたいです」か!?
もし本当にそれを辞世の句に持ってきたとしたら、清春のセンスを認めたい。
乙女ゲームの都合で省略されてるけど、清春は絶っ対、小学生レベルの下ネタや漫画アニメネタを常に言ってそうなイメージなんだよな。
許されるならそこの部分をもっと見たかったです。




4周目 風門寺悟郎

4周目は逆伊集院・風門寺悟郎(ふうもんじごろう/CV.岸尾だいすけ)で。
逆伊集院といいつつも性別男子であることは最初からオープンしているので、先生は女装男子とマンツーマンで補習を余儀なくされます。
つに乙女ゲームも、女装キャラを正式攻略対象として落とせる時代になったか…。
見た目もですが中身も女子っぽいのでなかなかプレイヤーの心境としても複雑です。
救いは声優さんが男性であるということですが、語調が完全に女だしトーンも女なので(改めて声優ってすごい…)「こ、これは岸夫だいすけの無駄遣いでは…お、女の人でも問題ないんじゃない?」って思わせてしまうあたり、なんか微妙です。
それでもまあ許せてしまうのは、勿論「なあ当然、男に戻るイベントがあるんだろ?」という一縷の期待にかけているからです。
3学期に事件を解決させ、一人称が「ボク」になり語調も落ち着く悟郎。
おおう、これ男イベントクル…!?と期待はいやがうえでも高まります。
……そして卒業式、男子の学生服に身を包んだ悟郎が……

キターーーーーーーーーー!!!
うん、でも予想の範疇内だ!!!!!(笑)
勿論女装を解いて初めて見せてくれる男子バージョンにはときめきましたが、ハッキリ言って登場した瞬間からこの瞬間は予想できていたわけなので、欲を言えばもっと意表をつく女装キャラならではのエピソードが見たかったなあっ…!!



5周目 七瀬瞬

5周目は長髪クールキャラ、人気バンド「ヴィスコンティ」のリーダーとベースを担当する七瀬瞬(ななせしゅん/CV.鳥海浩輔)で。
七瀬ルートは、とにかくキャラがやたら出てくる!!!(笑)
バンド関係だけでどれだけキャラ出てきた!!?? 二桁はいってる気がする。
これらに全部キャラ絵があるんだからすごい。
ヴィスコンティ最終メンバーはビジュアル系だけあって、それだけでひとつの乙女ゲームが成り立つんじゃないかというくらい気になるビジュアルの男子が多かった。
これ、「コナミマン」とか「みんななかよし」とか名前入力したらビタミンXならぬ「ヴィスコンT」ってゲームが始まりはしないだろうか(メーカー違い)。
是非これでゲームをしてみたい。

七瀬の珍回答はひと月だけ異様に冴えてる時がありました。
「正)チャイコフスキー」→「誤)チッチャイコスキー」、「正)滝廉太郎」→「誤)多岐レンタル料」が異常に冴えてた。
瑞希、清春、悟郎と変化球キャラが続いたので、やっぱり「イケメンが素でバカ」というのを久々に目の当たりにすると破壊力がすごい。



6周目 真壁翼

最後はメインヒーロー(?)真壁財閥の御曹司・真壁翼(まかべつばさ/CV.鈴木達央)で。
帰国子女なので不自然なところで英語を披露する、ある意味ルー語の第一人者。
英語は多少できるものの日本語は壊滅的らしく、全教科のテスト平均点が9点という乙女ゲームメインヒーローとして由々しき事態を見せ付けてくれます。
小テストかよ!!!というツッコミは、自分が学生時代さんざんつっこまれ続けた言葉なので何故か馬鹿な翼を見るたびに自分自身の学生時代の悲しい思い出までも去来し、切ない気持ちになりました。

でもさすがメインヒーローだけあり、「イケメン馬鹿生徒と恋愛」というこのゲームのテーマである集大成的なキャラになっていたので攻略が面白かったです。
ただのバカなのにこのキャラを「眼鏡キャラ」に配属させたところがすごくキャッチーでいいと思います。
目が悪くなるようなこともしてないハズなのにな…(笑)
……と思ったら最後にして最大のつっこみどころが訪れました。

9点キャラがわずか1年の補習で東大合格。

す、すげー!!!!!
この瞬間過去最高の力を込めてL3を連打した。
ほとんど勉強してた描写がないのに翼ぼっちゃまったら隠れ勉強家だったんですね!!!!!
勿論不合格エンドもあるんですが、合格エンドとの差なんて「お茶漬けサラサラだ!」を「それを言うならおちゃのこさいさいでしょ」とつっこむくらいですよ。
う、うーん、すげえ……。



全体の感想

それぞれのキャラにつく月末試験担当の先生とも恋愛イベントが見れます。
うむ、イケメン生徒とイケメン先生に同時に好意を寄せられるこの関係はまんざらでもなかった。げへへ。
そして各キャラからザッピングで変化するストーリーを見て攻略完了。

このゲーム、恋愛値や偏差値の数字によってキャラたちがアクセサリーをつけるというツッコミ待ちのシステムを搭載してるので、全員攻略すると生徒達の格好が異常です。
毎日がハロウィンパーティー。
特に七瀬がビジュアルバンド的な羽を大学行ってもつけてたときは盛大につっこんだ。
「またファンに見つかっちまったな…」とか嘆くまえにその目立つヤツしまえ!!と。

このゲームはキャラもインターフェースもBGMも洗練されててオシャレです。
ですが個人的にはもうあと16%ほどダサいほうが萌えたかな…。
プレイする前は普通に魔法学校かなんかだと思ってたので、もう少し現実っぽいキャラデザや制服だったら、より「学園物」らしさが楽しめたかも。
とはいえ月末試験や補習の内容などはかなり現実的なので(高3に教えるレベルとしては非現実的だけど(笑))そこで学校のリアルさや懐かしさは得ることができます。

生徒のみならず先生の声優も豪華だし、基本のクオリティもかなり高いので、乙女ゲーム好きの方ならプレイして損なし!の1本ではないでしょうか。


(2007.11.30)

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テーマ : ■Vitamin X■ - ジャンル : ゲーム

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